
会長挨拶
池上義昭
平成14年11月5日
11月は晩秋、芸術的な香りのする気候であり月であります。先ず文化の日があり、文化財保護協調週間、分化勲章伝達式など、分化のつく行事が多い月です。私は、3・4日にかけて岡山・倉敷市の美術館を回り、横山大観の水墨画や児島虎次郎・シャルル・ゲラン等の絵画を鑑賞してきました。文化の日ということで、施設入館料が特別無料の所や、日頃は公開してないものが拝観できたりで得をしました。
ところで、ロ−タリ−における11月の月間目標は、ロ−タリ−財団です。この財団は国際ロ−タリ−とは別組織です。ロ−タリ−情報集に、「教育・慈善・博愛の事業によって世界の諸国民の、より良き理解と友好関係を増進するため1917年に基金として発足した非営利財団法人。RI会長が理事会の承認を得て任命した13名の管理委員(任期4年無報酬)により、地区レベル、全国レベル、国際レベルの人道的、教育的、文化交流目的のみ運営される。各地区にはロ−タリ−財団地区委員会を設置しなければならない」と記されています。また、その事業についてですが、資金としては年次寄付と恒久基金があります。年次寄付とは当クラブでも皆さんが納めている年間7000円のロ−タリ−財団寄付金やメモリアル・コントリビュ−タ−、ポ−ル・ハリス・フェロ−等であり、又100万ドルの食事もそうです。集まった資金の使途は、ポリオ・プラスやDDF(地区財団への活動資金)という二つの人道的プログラムに使われます。また、研究グル−プ交換(GSE)といって、ロ−タリ−の異なる2地区間で事業や専門職務に携る優秀な人物を4〜6週間の範囲でお互いに交換し合う事業や、国際親善奨学金事業、また、元ロ−タリ−奨学生やGSE参加者の人達をロ−タリ−財団の学友としてロ−タリアンや他の財団学友と提携できるよう支援する等の教育的プログラムとしても使われています。
先程のポリオ・プラスについて知らない新会員もいると思うので少し話します。情報集には次のように記されています「“ポリオ・プラス―全世界の児童に予防接種を”をテ−マにポリオ、その他ワクチンで予防できる疫病(はしか、ジフテリア、結核、百日咳、破傷風)の免疫を世界中の児童に受けさせる力になろうと1986年に発足したロ−タリ−財団のプログラム。約100カ国にポリオ・プラス補助金が授与された。財団ではポリオ撲滅まで予防接種を支援しつづけることになっている。世界保健機関(WHО)では、ポリオ撲滅には10億ドルが必要とされ、その中で六億ドルは予算の目途がついており、不足する4億ドルの内、ロ−タリ−で8000万ドル(ロ−タリ−が1ドル集めるとビル・ゲイツ財団が1ドル、更に世界銀行から3ドルの比率で加算されるので4億ドルの5分の1)を集めて支援しようと、2002年7月より募金キャンペ−ンが始まりました。ロ−タリアンの善意の奉仕が期待されています」…。
高本ガバナ−は、当クラブへの合同公式訪問の折に「皆様は20〜30万円の年会費を払っています。その金が何に使われているか知る必要がある。ロ−タリ−独特のカウンセラ−制度がある国際親善奨学金や、ポリオ・プラス等に資金と行動奉仕の援助をしているロ−タリ−の奥の深さを感じます。私どもはこの様な奉仕活動をしているのだという自覚を持ちましょう」と言われました。
こういったロ−タリ−の仕事を行い支えるのは、地区のガバナ−でも、理事でも、RI会長でもなく、各クラブとその会員です。当クラブとしても、できる範囲で精一杯支援したいと思いますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。